本日の日経平均はまさかの大幅反発。 昨日の無慈悲な全面安から一転、どうせ「寄り天(寄り付きが天井)」だろうと最初は冷めた目で観測していたのだが、思いのほか相場が強くて焦らされた。
昨日から今日にかけての理不尽な乱高下の正体は何なのか。SNSで集めた情報を元に考察を記録しておく。
乱高下の正体はオプション需給のバグ
結論から言うと、このV字回復は「皆が暴落を恐れすぎてプットオプションを買いまくった事が、逆に下値のクッションになってしまった」という需給のバグみたいなものだと思っている。
昨日の昼頃、日経恐怖指数(VI)が前日比+100%を超えて64.21という異常値をつけた。昨年4月のトランプ関税ショックの高値すら超えている。 これだけ暴落用の保険(プット)が大量に買われると、証券会社は自分たちの損失を防ぐために「デルタヘッジ」として先物をガンガン空売りしてくる。その強烈な売りのせいで現物も巻き込まれ、無慈悲な大暴落になったわけだ。
で、夜間になって急騰したプットを利食い(決済)する人が出始めるとどうなるか。 証券会社はヘッジで売っていた先物を買い戻す(ショートカバー)必要が出てくる。だから夜間のV字回復も今日の大幅反発も、トレンド転換というよりは「オプション需給の解消による機械的な買い戻し」に過ぎない可能性が高い。
韓国株(KOSPI)の不気味な需給
そして今、先物の動き以上に不気味で警戒しているのが韓国株(KOSPI)だ。 今日は韓国株も大幅高となっているが、中身の需給がどうにも恐ろしい。
先週金曜に外国人が歴代最大の7兆ウォン(約7,452億円)を売り越し、昨日も歴代2位の5.1兆ウォン(約5,427億円)を売り越している。それなのに、韓国の個人投資家は信用買いやレバETFで果敢に買い向かっているという構図が出来上がっている。

外国人が過去最大規模で逃げてるのに、個人が過去最高の借金で特攻してるのは完全にフラグな気がするな…

過去最高に膨れ上がった韓国の信用買い残が弾けた時、ここがAIバブル崩壊の震源地になりそうで嫌な予感しかしないのだ
こういう不気味な背景があるからこそ、今日の日経の想定外の強さを見て、昨日たまらずぶん投げた株を思わず少し買い戻してしまったのだが……結局この異常なボラティリティにビビり、買い戻した分も速攻で手放してしまった😇
松井証券の信用評価損益率を見ても追証ラインには程遠く、植田ショックの時のように個人のポジションが綺麗に投げさせられたわけではない。むしろ押し目買いで買い残は増えていそうなので、ショートカバーで上がった後は上値がかなり重くなると思う。
ホルムズ海峡封鎖の懸念も原油高も打開されていない。 これにて底打ち完了とはとても思えないため、とりあえず来週までは期待しすぎず、分からない相場では無理をしないスタンスで観測を継続する。



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