【第1回 相場格言 季節性アノマリー勉強会 】3月上旬は利益確定売りに警戒。海外勢の動向と過去の傾向からの学び

投資戦略ノート

投資を続けていく中で、相場には「毎年この時期はこういう動きをしやすい」という季節ごとの傾向(アノマリー)があります。 今後、後から振り返ったときに「この時期はこういうアノマリーがあったな」と自分自身で再確認できるよう、今回から「季節性アノマリー勉強会」というカテゴリーを作って、学んだことをアウトプットする記録として残していきたいと思う。

第1回のテーマは「3月上旬の相場傾向」について。現状の相場環境の整理と、そこから自分がどう動いたかを記録しておく。

投資格言『節分天井彼岸底』と3月上旬の警戒感

相場の世界には**『節分天井彼岸底(せつぶんてんじょう ひがんぞこ)』**という有名な格言がある。これは「2月上旬(節分)に向けて高値をつけ、その後下落して3月下旬(お彼岸)に底を打つ」というサイクルを示したものだ。

実際に過去の経験則を見ても、2月下旬から3月上旬にかけては、機関投資家や海外勢が利益を確定させるための「売り」を出してきやすい時期なのだという。

一方で、ただ下がり続けるわけではなく、3月中旬から下旬にかけては、期末の配当権利取りを狙う個人投資家を中心とした買いが入るため、相場が底堅くなるという特徴も持っている。この流れはしっかりと頭に入れておきたい。

にこそくさんのデータから読み解く、海外勢の「現物爆買い」

この季節的な傾向を踏まえた上で、現状(2026年2月第3週時点)のデータをいつも参考にさせていただいてる「にこそくさん」の発信で確認してみたところ、今年の海外投資家の動向が非常に際立っているとのこと。

  • 今年2月の現物買い越し額は、すでに+4.4兆円(昨年は+5.4兆円と凄まじかったが、今年もかなりのペース)
  • 2026年に入ってから、なんと7週連続の買い越し(売り越しはゼロ)

このデータから、海外勢がものすごい勢いで日本株を「現物爆買い」している現状が明確に読み取れる。

これだけ連続して買っていて、さらに株価上昇によって利益がたっぷり乗っている状態であれば、「そろそろ一旦利益を確定しておこう」という心理が働くのは非常に自然なことだ。アノマリーと実際のデータを照らし合わせることで、なぜこの3月上旬が警戒すべきタイミングなのかが、自分の中でスッと腑に落ちた。

学びを受けた自分の投資行動(ポジションの調整)

「3月上旬は利益確定売りが出やすい時期である」という季節性アノマリーと、「海外勢がすでに記録的な連続買い越しをしている」という事実。

この2つを掛け合わせて考えた結果、私自身も一年以上保有していたポジションを少し減らし、一部の利益を確定させるという行動をとった。

もちろん、このまま強い相場が続く可能性も十分にあるが、万が一の急落に対するリスク管理を優先した形だ。海外勢の売りを警戒しつつ、もし3月中旬にかけて相場が調整して下がる場面があれば、今度は配当狙いで優良銘柄を拾っていくチャンスとして捉えたい。

今後も、こうして先人の知恵や具体的なデータを自分の投資戦略に落とし込めるよう、定期的に学んだことを記録していこうと思います。

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